遮音測定サービス
さまざまなお客様とお話をしていて感じること。
それは、自分がやりたいことを数値で把握している人がほとんどいないということです。例えば、オーディオ機器から何デシベルぐらいの音を出して聞きたいのか?それが何時から何時までなのか?どんな楽器を演奏したいのか?演奏したい時間帯はいつごろか?周辺の暗騒音はなんdBぐらいなのか?
まったく把握せず物事に取り組んでいます。
それではいったいどれくらいの防音性能が必要なのかはもちろん、部屋の広さ、天井の高さ、残響時間などまったく的を射た提案はできません。
もちろん、資金には限度があります。ほとんどの人が自分がやりたいことと自分ができることを天秤にかけながらぎりぎりまで調整し、決断をくだしています。その決断に間違いはないのか。
それを裏付けるために遮音測定は絶対に必要なのです。
遮音測定状況
PAスピーカとパソコンなどの測定装置。必要ならチェロやギターなどの楽器を防音室や、これから防音室にする部屋に持ち込んで現在の遮音性能を測定してゆきます。
機械で測定できない感覚的な部分を調べるために楽器を弾いてみたりオーディオを鳴らしてみたりすることはとても重要です。
このようにしてまず何デシベルの音が何デシベルまで落ちるのか。や、残響時間はどうか。へんなノイズはでないのかなどをこまかく測定してゆきます。
計測時間は2時間から3時間です。
図面作成
図面を作成してこの図面に基づき、何デシベルの音をだしたのか。などの測定データをまとめます。
測定結果まとめ
測定した結果をグラフにまとめます。
一番上の青い線が視聴室内でだした音の成分です。500Hzでおおよそ90Dbでているのことがわかります。
そのしたのグラフがドアの外やドアの中に吸音材を入れたらどう遮音性能が変化するかを示したものです。おおよそ50dB遮音されていることがわかるかと思います。
一般的にこれぐらい遮音できていれば防音室の中で大きな音を出しても、家の中ではすこし聞こえる程度。家の外や隣の家ではまったく聞こえないことになります。
ところが、ドラムなど特殊な音源ではこれでもまだ遮音性能には不安が残ります。お客様とこのグラフをもとにあとどれぐらい遮音するのかを話し合い予算を決めてゆきます。
測定のみを承るサービスも行っています。
費用は当社から直線距離でおおよそ50Km以内の場合50000円+消費税
距離により追加の交通費や出張料をいただく場合もございますが九州一円どこでも伺います。
お気軽にお声掛けください。
092-409-9445 徳永まで